超高耐食表面処理を貴社製品でお試しいただけます。試験ロット・小ロット品も対応可能です。

イオニスコート(高耐食表面処理)

塩水噴霧4000時間以上赤錆の発生なし。シリカ成分で傷がついても自己修復するステンレス色の高耐食めっきです。ステンレスとの置き換えでコストダウンも可能です。

表面処理の特長

  • 塩水噴霧試験に4000時間以上耐える高耐食
  • 自己修復性があり、キズがついてもシリカ系のトップコートが覆い赤錆発生を遅らせる。
  • 亜鉛ニッケル層が、亜鉛の過剰な犠牲防食作用を抑制し、長期に渡って効果を発揮する。
  • 亜鉛めっき鋼板・アルミ材など異種金属に対して大幅に電蝕を軽減。アルミ材との電蝕試験データ有り。
  • 薄膜(4.5~8μ)のため寸法精度への影響がなく、トルクスや十字穴への液溜りも解消
  • ステンレスと同様の色目で、ステンレスの置き換えにも使用可能。

イオニスコート基本スペック

耐食性耐候性
サンシャイン
ウェザーメーター
膜 厚
塩水噴霧試験自己修復性犠牲防食層
4000時間以上ありあり未実施4.5~8μ
環 境 対 応
RoHSELVREACHPFOA(S)非含有
ステンレス色

表は横にスクロールできます。

対応下地
鉄(特殊用途としてステンレス・銅なども可)
処理対象
ねじ・金物・プレス加工品など

処理温度:100℃程度
耐熱温度:180℃未満

※耐熱温度は、最高使用温度のため、常用使用温度ではありません。

イオニスコート被膜構造

1層目:亜鉛ニッケル合金めっき
ニッケルを混ぜる事で亜鉛の過剰防食が抑制されて長期間防食効果を持続します。

2層目:化成コート(三価クロメート)
三価クロメート被膜で覆う事で亜鉛ニッケル層を保護して、強化します。

3層目:トップコート
シリカが主成分のトップコートが亜鉛分子と酸素を挟んで科学的に強く結合。水分や酸素の供給が遮断され高い防食性とともに自己修復性を付与します。

イオニスコート自己修復性試験

鋼板にイオニスコートを施したのち、素地露出程度まで十字(クロス)に傷をつけたものを塩水噴霧試験をした結果。

イオニスコートのクロスカット試験_240時間
イオニスコートのクロスカット試験_1032時間

1032時間経過後もクロスカット部分から赤錆の発生なし。自己修復性能が証明された。

イオニスコート耐食性/電食試験

鋼製のボルトをアルミ板にナットを使用して締結し、2000時間の塩水噴霧試験を行った結果。画像上段はボルト側・下段はナット側から撮影したもの。

イオニスコートを施したボルト
イオニスコートを施したナット
溶融亜鉛めっきを施したボルト
溶融亜鉛めっきを施したナット
ステンレスSUS304のボルト
ステンレスSUS304のナット

イオニスコートは白錆が発生したが赤錆は見られなかった。溶融亜鉛めっきは、白錆が多く発生し所々に赤錆が見られる。ステンレスは、変色はあったものの錆の発生なし。

注意点
  • 複雑な曲げや溶接加工品では、つきまわりの悪くなる場合があります。
  • 強酸(PH2以下)・強アルカリ(PH12以上)の薬剤の使用環境下では変色などの不具合を起こす事があります。
  • 耐食性の実証は、塩水噴霧試験にて行われています。使用環境によっては効果の期待できない場所も想定されます。
  • ステンレスを使用しているが、耐食性を落とさずにコストダウンしたい。
  • 異種金属の接触により電食が起きて、早期に腐食して困っている。
  • 304系のステンレスでも錆びが発生して困っている。
  • ステンレス同等の耐食性で高強度のボルトが必要。

など、お困りごとをお聞かせください。